[速報] 不正検出サービスが登場 Amazon Fraud Detector が発表されました[プレビュー] #reinvent
ラスベガスで開催されているAWSのイベント AWS re:Invent 2019でAmazon Fraud Detectorが発表されました!
Amazon Fraud Detector
Amazonが長年ECサイトを運営するなかで培われてきた不正検出の知見がサービスとして提供されることになりました。
安心安全なサービスを提供するにあたって、不正の検出は欠かすことができません。サービスとして提供されているものもありますが、費用がかさむものでした。 また、数多くの取引を処理するためのスケーラビリティや、サービスに組み込むためのカスタマイズは時間がかかり費用もかさむなどの問題もありました。そして、機械学習のテクノロジーは役立つことはよく知られていますが、ちゃんと機能するよう導入することは簡単なことではありませんでした。
今回の発表は、Amazonが完全なマネージドサービスとして提供し、これらの問題を解決するというものです。
しくみ
取引のデータに含まれる電話番号、Eメールアドレス、ドメイン、あるいは取引履歴などのさまざまな情報から、不正を検出するための独自のモデルを開発したとのことです。
このサービスはAPIを使って提供されます。APIは、不正の確率を表すスコアを返します。APIをアプリケーションサービスに組み込み、受け取ったスコアを、アプリケーションが判断することで不正の可能性を判断することができるようになるわけです。
終わりに
まだドキュメントが公開されていませんのでステータスが不明ですが、安心安全なサービスを提供するために必須の機能が利用しやすくなるのは大変ありがたいですね。 re:Inventのセッションがあればレポートされると思いますのでお楽しみに!
現場からは以上です。
追記
アナウンスメント https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2019/12/introducing-amazon-fraud-detector-now-in-preview/